BRAND

 

パッケージング

当ファームのいちごは、品評会で優秀賞を受賞する品質水準を持っています。
しかし、JAではパック詰めの過程で他の農園のものと区別なく「博多あまおう」という「品種」で一括に販売されます。そのため当ファームが、事業拡大する過程で利用することになったJAパッケージセンターでの取り扱いを変えることはできず、ブランド化に困難が伴っていました。
そこで、あまおう(福岡S6号)という「品種ブランド」を表示するだけではなく、「烏尾峠湧水帯にある『梅田ファーム』で採れたいちご」など「独自ブランド」の表示を行うことでブランドを訴求するとともに、高付加価値化に資するように独自パッケージングを自社加工所で行っています。
独自パッケージングでは、従来の一律的、画一的なJAの包装とは異なり、品質を際立たせる色合いを採用し、加工所で一つひとつ選別されたものであることを表示しました。
また、贈答品需要の高まるシーズンには、桐の箱につめるパッケージングなどにも対応いたします。
従来、いちごの選別はあくまでJAの商品になるか否かで行っておりましたが、大ぶりのいちごや形の良いいちごを当ファームの加工所でさらに選別することで、より高品質ないちごを自社ブランド用に確保しています。
 

加工品の製造

加工品として「まるごといちごチョコ」「梅田ファームのあまおうジャム」「あまおういちごリキュール」などを販売しています。
当ファームのいちごはしっかりとした甘みが特徴です。
まるごといちごチョコでは、大人の女性が楽しめるよう、相性のよいウイスキーを配合したビターチョコレートでコーティング。
ジャムやリキュールについては、味に問題がないのにJAの基準によって廃棄されるいちごを使用します。
SDGsのうち、12「つくる責任 つかう責任」の、12.3「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。」に合致した取組みとして、従来は廃棄されていた食材を使用することで、SDGs認定も取得する予定です。
さらに当ファームが、いちごを提供している飯塚高校製菓部(スイーツ甲子園2022優勝)ともコラボレーションした商品開発を行い、飯塚・筑豊地域全体で盛り上がるブランドを構築いたします。